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元IB生から見るJFSA-Tricor Webinar:専門分野を伸ばしたい学生に最高な、ケンブリッジカリキュラム!

こんにちは、イシャでーす!🐠


先日はJFSA-Tricor主催、海外投資家向けのインターナショナルスクール・カリキュラムについてのウェビナーに参加してきました。pt.1はIBについて。


今回は世界一導入されているカリキュラム、Cambridge Assessmentについて、元IB生の視点からお送りします!


<記事の背景(前回の記事抜粋)>

国サバでは5年間、IB生のみならず、Cambridge AssessmentからAPの生徒たちまで、幅広くサポートしてきたこともあり、これからインターナショナルスクールへの編入をお考えのご家庭様も増えています。

インターナショナルスクールへの転入サポート・面接対策は国サバの生徒様の3割ほどを占めてるといえるほど。

カリキュラム選び、学校選び、どうしよう…というお悩みを日頃から沢山頂いてます。


Aoba-Japan International School校長のPaul Fradale氏、Laurus International School of Science校長のStephen Bailey氏、国サバも日頃からお世話になっているGlobal Step Academy社長のモントゴメリー・道緒氏のという豪華キャスト3名がIB・Cambridge・学校選びについてスピード総まとめ!!


(Cambridge Assessment概要、ウェビナーのスライドから和訳)

Cambridge Assessment、正確にいうとCambridge Assessment International Education (CAIE)は世界を誇る英国ケンブリッジ大学のもとで開発された教育機関を指しており、5歳〜19歳までをターゲットとした国際教育カリキュラムです。CAIEを受講する学生たちは中等過程でiGCSE、高等教育の最終過程としてA-Levelsを受験します。カリキュラムの難易度からしてA-Levelsで得た最終成績、ときにiGCSEの成績は世界中の大学出願に欠かせないものとなっています。

カリキュラムの内容はグローバルに活躍するために欠かせない問題解決能力、クリティカルシンキング、研究スキル、コミュニケーション、プレゼンテーションスキルが軸になってます。


初等部から学ぶ高度な基礎スキル

年齢ごとの内容を詳しく、LaurusのBailey氏は以下のようにまとめる。

生徒たちは初等部の頃からICTやグローバル視点の社会教育に触れており、中等部のiGCSEに必要な基盤作りをする。


最大の魅力はなんといっても専門性!

私はIBを受講しましたが、ウェビナーのみならずこれまで沢山の元IB生・Cambridge生と話してきて思ったこと。


Cambridgeは数理系、文系、社会系、などと、専門分野を伸ばしたい生徒たちに最高なカリキュラム。IBのように極端に異なった分野の科目を選択する必要がないので、好きな科目、大学進学検討している分野に深く没頭できるのだ。


下記のスライドで挙げられている、グローバル人材に必要なスキル教育、という面に関してはIBと共通している。IB・Cambridgeどちらも受講した国サバの先生の実力もみてきたが、どちらを受講しても高度なグローバルスキルが得られることは間違いない。


他のメリットとしては、世界中の大学で認められていること。本記事ではCAIEを取り上げましたが、各国の教育方針に合わせたiGCSEのバリエーションも存在する。代表するものとしては以下の2つですが、国によってオリジナルなものがあったり。

  • Pearson Edexcel

  • Oxford International AQA


ボーナス:実は、iGCSE→IBDP導入校が多い!

iGCSEの充実した内容と難易度のバランスから、IB校でも中等部はIBMYPではなく、iGCSEを導入するケースが年々増加している。

世界50位以内の平均IBDPスコアを誇る都内、清澄白河のK. International School Tokyo(KIST)が代表例。2022年5月の試験では世界的平均スコアが45点のうち32点に対し、KISTの平均は42.1、そして18%の生徒が満点を獲得したとか…

ちなみに私の母校、シンガポールのAustralian International Schoolも同じ過程を用いているが、私はiGCSEに切り替わる前の最後のMYP世代だった。

イシャ先生個人の意見だが、MYPはDPのプレゼンテーション・クリティカルシンキングスキルなど、スキルベースの基盤作りに最適だったが、難易度に欠けているところがある。そのため、DPに上がり内容が一気に難しくなり、ショックを受けた。iGCSEの生徒を見ると、しっかりDPの難易度に備えられている印象がある。


→pt. 3はインターナショナルスクールの選定基準について!お楽しみに〜









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